検定の活用事例(企業)CASES - Company

企業での活用事例

岡嶋剛史様(千葉県教育庁/総務課/29歳/男性)

本試験日から逆算して緻密なスケジュールを組み、講座教材を反復学習。給与計算・税金関係の基礎知識が増えて仕事の幅が広がり、実務で生かせるようになりました。

岡嶋剛史様(千葉県教育庁/総務課/29歳/男性)
  • 第17回(2022年3月)給与計算実務能力検定 2級合格
  • 第9回(2022年11月)給与計算実務能力検定 1級合格
1日あたりの学習時間は短めに、毎日続けることで無理なく知識定着し、2級・1級に合格された岡嶋剛史様にお話を伺いました。

「給与計算実務能力検定」を受験しようと思ったきっかけ

昨年1月に現在の職場で活用できる資格が取りたいと思い、インターネットで検索したところ、この試験が一番学習しやすいと思い、受験するに至りました。

 

この検定に合格してよかったこと・試験の学習が役にたったこと

給与計算の仕組みだけではなく、労働基準法や服務等、どの職場でも最低限知っておきたい事項を知ることができましたので、仕事の幅が広がり、給与計算・税金関係の基礎知識が増え、現在の職場で生かせるようになりました。標準報酬月額の決め方や、手当や保険をもらえる条件や保険料の算出方法等、はじめて学習する内容は覚えるのに苦労しましたが、3年前に千葉県の採用試験の筆記試験で出題されたような内容が本番の試験でも出題されていたり、テキストの前半(第1章~第4章)は職場の新人研修の時に人事の方が話していた内容だったので、比較的覚えやすい内容でした。後半(第5章~第8章)は昇給や賞与に関することで、現在の職場で扱っている実務に即した内容だったので計算式などはすぐに吸収できました。

 

検定合格のための学習方法

(1)勉強する前(予定の立て方)
・通学講座を受講するならば、受講する日時を決めてそこから逆算して、テキストおよび模擬試験の学習予定日を立てました。
※注意点
①:予定は細かく立てて、1日の学習量がほぼ同じになるように予定を立てるようにしました。
②:勉強しない日(リフレッシュデー)を設ける必要があるが、その期間が長すぎないようにしました。(もし勉強しない期間を長めに設けるのであれば、テキストが一通り終わってからを意識しました。)

 

(2)勉強期間(以下は私が実際に学習した期間)
・2級(3/20受験):約2カ月から2カ月半
 テキスト1/10~2/28(50日間 実際の学習日数48日 テキスト3周)
 模擬試験3/1 ~3/19(19日間 実際の学習日数18日 問題を18周)
・1級(11/23受験):約3カ月半
 テキスト8/1~10/29(90日間 実際の学習日数60日 テキスト5周)
 ※講座受講前はテキスト1周を15日間×2回、講座受講後はテキスト1周を10日間×3回。
 模擬試験 10/31~11/22(23日間 実際の学習日数20日 問題を20周)

 

(3)使用教材の活用法
・対策講座(通学講座)を受講する前に最低1回はテキストの全内容を予習していきました。(予習はノートに重要事項を清書し、その内容を声に出して唱えるようにしました。)
・計算問題事例集は、最低3回分コピーを取って、何も書いていない教材で反復演習しました。

 

(4)その他
・講座を受講するときは、なるべく前の方に座って受講するようにしました。
・1日の学習時間は平均1~2時間くらいが望ましいと思います。(模擬試験は2~3時間)
・模擬試験の2周目以降の制限時間は実際の試験時間よりも短めに設定して解くようにしました。
本番の試験では先に計算問題から解くようにしました。
・試験時間から60分を経過すると退出できるようになっているが、制限時間内に問題が解き終わったら制限時間いっぱいまで見直しをしていました。(途中退出はあまりお勧めしません。)
・1級の試験は、計算問題が記述式になっているため、特に0と6は注意して丁寧に数字を書くようにしました。

 

最後に、この検定について一言

給与計算実務能力検定合格にむけた学習を通じて、自分で学習予定を立てて、それに向かって試験勉強することの大切さを今回の試験で学びました。
今後は、業務に生かして、給与計算のマスターになりたいと考えています。

最後になりますが、2022年1月に給与計算検定2級の学習を始めてから本日合否結果が出るまで、約1年間という短い期間でしたが、色々とありがとうございました。

※掲載内容は2023年1月時のものです。