企業様へのインタビュー
株式会社Works Human Intelligence
事業内容 | 大手企業向け統合人事システム「COMPANY」の開発・販売・サポート、HR関連サービスの提供 |
企業規模 | 1,738名(連結) |
ホームページ | https://www.works-hi.co.jp/ |
<目的・動機>この検定を知ったきっかけや、社員に受験を推奨しようと思った目的・動機などについて教えてください。
弊社は統合人事システム「COMPANY」という製品の開発・販売・サポート、またHR関連サービスの提供を行っており、 現在は約1200法人グループのお客様にご利用頂いております。
お客様に長く、安心して製品をご利用頂くためには、社員のHR領域の知識が不可欠となります。そのため、人事給与業務の知識については配属前の研修や各部門への配属後も勉強会等を実施し、社員の知識レベル向上を目指しています。その一つとして、給与計算実務能力検定は、人事給与業務の流れが網羅されており、お客様の業務の流れを理解しやすいと考え、受験を推奨しています。実際に検定のための学習をしていたことによって、業務対応時に感覚や経験によるものではなく、根拠を持って話せるようになったという声は多くあります。
加えて、弊社では昨年9月より資格取得支援制度を開始しました。制度対象資格の受験料を会社が負担するという制度ですが、給与計算実務能力検定1級を対象としました。
資格への合格という目標を得ることで、学習するモチベーションが向上する観点でも、検定受験は弊社にとって有意義なものとなっています。
<学習支援>社員にどの教材を提供しましたか?教材の使い勝手はいかがでしたか?
業務と学習を両立させるために会社として実施したことはありますか?
まず、各級の対策講座資料や模擬試験講座資料を社員に提供し学習を支援しました。
実際に教材を利用した社員のアンケート回答によると、対策講座資料については9割以上、模擬試験資料については全員が役に立ったと回答しています。具体的には、「対策講座資料において、要点がまとめられ分かりやすかったので、理解が深まった」「模擬試験問題を何度も解きながら理解を深めることができた」という声がありました。
また、継続的に学習をしてもらうために、社内SNSにて検定受験に興味がある社員向けのチャンネルを作成しました。その中で、検定受験に向けた試験申し込み情報や試験日2週間前から毎日、試験問題の投稿や応援メッセージを配信しました。
また前項でも述べましたが、昨年9月より資格取得支援制度を開始し、給与計算実務能力検定1級を対象資格としていますので、社員に対して会社として推奨している資格であるということを伝えていきました。
<効果>検定を社員に学習・受験させたことでどのような効果があり、今後何を期待しますか?
検定を学習・受験したことによって、お客様の業務内容を理解して、的確にご質問に回答することができたり、ご支援できることが増えたという声は多く聞かれます。
HR製品をお客様にご提供する弊社では全社員人事に関連する知識は持っているべきものだと考えております。
今後もHRテック業界のリーディングカンパニーとして、社員全員が人事関連知識を持つことができるよう、勉強会などを実施すると共に、検定合格をひとつの目標とし、学習する社員を一人でも多く増やしていきたいと思っております。