所得税法2019.07.04(木曜日)
財務省から「令和元年度税制改正の解説」が公表されました。税の種類全般について改正内容がまとめられています。
この解説では、税の種類全般について、改正内容がまとめられています。
所得税法等の改正において、所得税の確定申告及び源泉徴収関係の改正が取り上げられていましたので、参考までに紹介しておきます。
その中には、平成29年度税制改正における配偶者控除及び配偶者特別控除の見直しに伴い、夫婦双方の合計所得金額が38万円超で85万円以下の者について、給与等及び公的年金等の源泉徴収段階でお互いに配偶者に係る控除を適用することが可能となっていることから、その防止のために行われる改正もあります(令和2年分の所得から適用)。
<「令和元年度税制改正の解説」を掲載しました>
https://www.mof.go.jp/tax_policy/tax_reform/outline/fy2019/explanation/index.html
なお、令和2年分の所得からは、平成30年度税制改正による給与所得控除の見直し、基礎控除の見直しなどの改正も適用されます。
これらも相まって、令和2年分の所得にかかる源泉徴収や年末調整においては、変更点が多数生じることになります。
〔参考〕「令和元年5月 源泉所得税の改正のあらまし」
http://www.nta.go.jp/publication/pamph/gensen/0019004-078.pdf
※P6の「平成30 年度の税制改正により、令和2年1月1日以後適用される主なもの」をご確認ください。