※本記事は、2017年6月に「マイナビウーマン」で紹介された記事を転載したものです。
「今の仕事に不満があっても、スキルがないから転職できない……」「ずっと働くつもりだけど、今の仕事では誰でも換えがきくし、出産・育児で戻れるのかな……」など、お悩みの女性たちは多いよう。今回はそんな女性たちにおすすめしたい、働きながらでも取得できる、スペシャリストを目指せる資格をご紹介します!
「給与計算実務能力検定試験®」を知っていますか?
それは、どんな企業でも必ずある「給与計算」に役立つ仕事。給与計算とは、働く人の手取り額を計算して支給するだけではなく、税金や社会保険料を徴収・納付するまでの作業すべてを行う大事な業務です。どの企業に属しても、社会保険や税金は国の制度にのっとっているので、根底のルールさえ理解できていれば、全国どこの会社でも通用するスキルであると言えます。
人事労務業務のスペシャリストとして事務系職種での就業・キャリアアップに有利なスキルなんです。
「給与」「社会保険」「残業代」などは、自分の生活に直結している身近なテーマ。資格取得のための勉強時間の目安は、未経験者でも2級で40~50時間、1級で50~60時間。1カ月~1カ月半ほどの勉強と考えれば比較的取得しやすい資格ですよね。給与計算は求人需要が多く、求められるスキルがハッキリしているので、子育ての合間の限られた時間だけ、というような働き方もしやすいのだとか。
給与計算・社会保険手続きという人事労務業務のスペシャリストとしてだけでなく、スキルを生かして、社会保険労務士事務所や会計事務所などへの就職口も広がります。さまざまな社会保障制度の理解から、傷病手当金や出産手当金、出産育児一時金など自身が受け取ることができる社会保険給付についても習得できるので、自分のライフプラン設計にも役立てられそう!
試験実施:年2回 (2級:3月、11月実施 / 1級:11月のみ実施)
試験会場:東京、大阪、その他主要都市
受験料:【2級】8,000円 【1級】10,000円
受験資格:特になし(どなたでも受験できます)