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NHK総合「あさイチ」に理事長の北村が生出演しました

2017.09.20(水曜日)

本日、2017年9月20日(水)午前8時15分~9時54分に放送されたNHK総合「あさイチ」の特集「まさか!給料が正しく支払われていない!?」に、弊社団の理事長の北村が給与計算の専門家として生出演致しました。

今回の特集では、知っておかないと損をする給与明細の間違いを見抜くポイントがテーマとして取り上げられ、理事長の北村が企画立ち上げの段階から携わり、特集全体の監修も行いました。

労働時間が1日8時間を超えた場合の時間外労働や、深夜労働、休日労働に関して、残業の計算方法などが細かく法律で決められています。
こうした給与計算の基本的な部分から解説するとともに、また、働き方改革の中で取り沙汰されている「労働時間の適正な把握のための使用者が講ずべき措置に関するガイドライン」に関連する項目として、間違いやすい事例をクイズ形式で紹介しました。
・始業前のラジオ体操や朝礼は労働時間に該当するか?
・昼休みの電話当番は労働時間に該当するか?
・出勤時の制服への着替えは労働時間に該当するか?

番組側によりますと、本日の放送中に普段の5倍もの質問FAXや質問メールが番組に届いたということで、給与についての視聴者の方の関心の高さが伺えます。
「働き方改革」で長時間労働対策などの課題が話題になる一方、労働時間と密接な関係のある給与に関連して、派遣社員の方からの労働時間が減ることでの収入減少についての意見や、生産性向上に対する従業員の労働の質など経営者側からの意見など、さまざまな視聴者の意見も取り上げられていました。

「働き方改革」が進む中、労働時間や賃金といった人事労務コンプライアンスに関する機運も一層高まってきています。
会社存続のためのリスクの削減、発展のための社内のモチベーションアップのためなど、労働時間などの働きやすさ、賃金等の処遇はきちんと整備していかなければならない喫緊の課題であると言えます。
正確な給与計算のためには、給与計算について仕組みから理解している必要があります。
「給与計算実務能力検定」は、給与計算の実務能力を資格化するとともに、その学習を通して給与計算の仕組みや労働関係諸法令を学ぶための最適な検定試験です。是非、ご活用ください。

NHK「あさイチ」番組サイト
http://www1.nhk.or.jp/asaichi/archive/170920/1.html