ビジネスパーソン必須の
“決算書が読める”スキルの習得・認定
企業とは、営利を目的として経済活動を行う組織。利益を生み出すための集団です。 企業のP/LやB/Sを読み解き、分析できる、つまり「決算書を読むことができる=企業の目的である利益の構造を適切に理解し、利益を生み出すための資本がどのようになっているかを把握し、分析できる」というビジネススキルは、ビジネスパーソンにとって必須のものです。
このビジネスパーソン必須のスキルを短期間で習得し、さらに合格・認定を受けることで習得していることの証明になります。また、「合格」というゴールがあるので、モチベーション高く学習することができ、わかりやすさを重視した講座・教材で効率的に“決算書が読める”スキルを身につけることができます。
組織の利益意識を向上
利益を考えられる人材に
「利益」という言葉を検索すると、「利益とは」「利益と売上の違い」といったワード候補が出てきます。「利益」とは一般的な言葉ですが、ビジネスにおける「利益」の意味を正確に理解できている人は、意外に多くはないのかもしれないと言えるかもしれません。
企業の利益構造、売上総利益(粗利)に始まり、営業利益、経常利益、当期純利益等、それぞれの利益が持つ意味を適切に理解できるようになることで、利益志向の人材になります。そして、社員一人一人が利益について考えられるようになることで、売上志向から利益志向の真に強い組織になります。
また、安定した経営を行うためには、P/Lや決算書で示される「利益」のみを追求するのではなく、企業が実際に使える「キャッシュ」への配慮も必要です。P/LやB/S等の財務諸表を読み解ける財務的センスを身につけることで、利益志向、キャッシュフローを重視した経営活動になります。
リーン(筋肉質)な経営につながる
企業活動において利益を上げていくためには、売上を上げる、付加価値を乗せるというプラスしていく面と、無駄なコストを省くというマイナスしていく面もあります。
P/LやB/Sを読めるようになることで、総資産回転率やROA(総資産営業利益率)、ROE(株主資本当期純利益率)といった資本と利益の関係を捉える考え方が身につき、資本から効率的に利益を生み出していくにはどうするべきかという思考になります。
必要最小限の経営資源で最大限の顧客価値を創り出すために、不要な資産の処分や、必要以上の在庫を持たないなどムダを省いた、リーン(筋肉質)な経営につながります。
簿記知識との相乗効果
簿記受験に役立つ、簿記の知識が深まる
簿記検定は、会計の基準に従って、日々の取引をもとに仕訳やT字勘定を通してP/LやB/S等の財務諸表を作成する能力が問われるのに対して、P/L・B/Sアナリスト検定ではP/LやB/Sを読み解き、企業の経営状態を分析する能力が問われます。
簿記の学習にあたって、仕訳の勘定科目を覚えるにしても、単純に暗記していくよりも、最終的なゴールであるP/LやB/Sについてわかった上で理解していく方が仕訳というスキルが身につきやすくなります。また、仕訳ができる方も、P/LやB/Sの数字から企業の経営状態がわかるようになることで、会計知識が一層深まるといった相乗効果が見込めます。
数字やデータ分析の下地の強化
データに基づいた経営やデータ・サイエンティストの活用など、企業経営において数字やデータを重視する活動が当たり前のものとなってきています。
企業の最も重要な指標となる売上や利益、資本の状況等を的確に把握し、読み解けるスキル、そして“分析ができる”というスキルは、データを重視する企業経営の基盤となる基礎スキルです。
P/L・B/Sアナリスト検定は、身近な売上や利益といったイメージしやすいテーマを題材として、わかりやすくその分析の仕方を学びます。企業の財務情報に対する基本的な分析力を身につけることで、数字やデータに対する分析の下地が強化され、分析目線を持った人材、分析癖がついた人材になります。