感覚に頼らない経営数値を基にした判断力が必要と感じ、P/L・B/Sアナリスト検定2級に挑戦されたM.I様に、学習体験と成果を伺いました。
ご受験頂いた級と学習について | ||
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P/L・B/Sアナリスト検定2級 | 学習にかかった時間 | 1日に約2時間 |
認定までにかかった時間 | 約10日 |
(解説講義や教材について)
動画がよくまとめられていますので、基本的には動画だけで学習をすすめることは可能と感じました。
教材は、動画を見てから復習のために使用できるようにつくりこまれていると思います。
(学習内容や難易度について)
2級の学習範囲や難易度は、会計・経理に関わっている方でしたら、おそらく少し物足りなさを感じる難易度かと思います。
一方で、決算書をまったく見たこともない。という方には、ストレッチ目標としてちょうどよい難易度だと感じました。
(実際、どのように勉強を勧めたか、教材の活用法などについて教えてください)
通勤時間を使用して、動画でまずはインプットを増やしました。
帰宅後、その日のうちに学習した範囲について、教材に書き込みをする形で、動画の解説と同じように再現することに取り込むことで、定着を図りました。
新たに管理職になられる方に対して、経営数値の見方や考え方を教育しているのですが、これまでは、どうしても簿記ベースで教えてしまうことが多く、経理でもないのに、ここまでの知識は必要ないのに、でも、ここから教えていかないと理解できよな。という課題を感じていました。
この検定は、まさにこの課題を解決してくれるもので、こういう切り口があったのか、これなら、会計・経理の専門知識がなくても、部門経営に必要な判断力を養っていける。と感じました。
とはいえ、実際どのようなものなのか分かりかねましたので、まずは自分で受験してみてから判断しようと思い、この度受験させていただきました。
新任管理職が有するべき基本知識として、最適だと思います。
各管理職は、予算達成のために様々な施策を考え実行しているのですが、この検定で得られる知識を活用することで、実際にどの数字をどうしたら、どういう結果につながっていくのかをあらかじめ計算することができるようになる。というのが最大のおすすめポイントです。
部内経営のどの要素に課題があり、どの水準まで改善したいのかを具体的に数値目標として認識する力を得られることで、なんとなくこういう施策が有効と思うから、とか、今までこのやり方でしていたから。といった感覚に頼った部門運営から脱却することにつながっていく検定だと思います。
個人的には1級の範囲に、興味・関心がありますので、1級を受けてみたいと思います。
(事務局より)このたびはP/L・B/Sアナリスト検定2級をご受験いただき、誠にありがとうございました。学習を通じて、感覚に頼らず数値で経営課題を認識できる力が身についたとの実感をお聞かせいただき、大変嬉しく思います。動画と教材を組み合わせた効率的な学習法や、管理職にとっての有用性に触れていただいたご感想は、これから受験される方々にとっても大きな参考となるでしょう。今後1級へのチャレンジについてのお言葉も心強く感じております。益々のご活躍をお祈り申し上げます。
※掲載内容は2025年9月時のものです。